鉄骨建築に関するお役立ちコラム

防音室を作る時に必ず知ってくべきメリットとデメリットを教えます!

こんにちは!
岡山での注文住宅なら鉄骨・木造・RC住宅などの幅広いご対応が可能な有限会社岡本製作所の広報です^^

本日は注文住宅だからこそ叶う「注文住宅で防音室を作ることのメリットとデメリット」についてご紹介していきたいと思います!

ご自宅に防音室を作る目的は様々で、例えば

「音楽を演奏したい」

「シアタールームを作りたい」

「仕事に集中する為に誰にも邪魔されない空間を作りたい」

などお住まいに防音室を加えると用途の幅が大きく広がりますよね

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また、防音室を作るならリフォームよりも新築を建てる時が圧倒的にお薦めです!もし、これから家を建てるのに防音室をつけようか、どうしようかとご検討されているお客様は是非このブログを参考にし失敗しない「防音室」がある注文住宅を建ててください^^

 

目次

・防音の基準ってそもそも何?

・防音室のメリットついて

・防音室のデメリットについて

 

防音の基準ってそもそも何?

防音室と聞くとどこまでの音を遮断するのが防音室なの?という疑問ってありますよね。実は防音には遮断する性能を遮音性能といい、以下の値で示すことができます。

まずはじめに考えないといけないのは、防音室の遮音性能をいくつにするか?です。

遮音性能を示す値をD値の基準として示すことが出来ます。
このD値というのが遮音する㏈(デシベル数)の音量となります。
つまり、音源の音の大きさ㏈(デジベル数)- 遮音性能(D値)の式として考えればかなり遮音性能が分かりやすくなります!

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一例として 作る防音室のD値が50値だったとしましょう。

防音室でピアノを弾いたとしてピアノの音量が90㏈(デシベル)だとすると、

ピアノの音90㏈―遮音する性能40㏈₋=外に漏れる音50㏈(デシベル)となります!

 

次に理解することは、外に漏れる音が何㏈(デシベル)であれば良いのか?を判断することです。

以下は音の大きさの基準となりますので、参考にしてみてください!

 

  • 120㏈ ・飛行機のエンジンの近く
  • 110㏈ ・自動車の警笛(前方2m)
  • 100㏈ ・電車が通るときのガード下
  • 90㏈  ・大声による独唱
  • 80㏈  ・地下鉄の車内
  • 70㏈  ・電話のベル
  • 60㏈  ・普通の会話、乗用車の中
  • 50㏈  ・静かな部屋の中
  • 40㏈  ・図書館
  • 30㏈  ・郊外の深夜、囁き声
  • 20㏈  ・置時計の秒針の音

 

こうやってみると、静かな空間だなーって思うのは恐らく⑨の図書館ではないでしょうか?つまり防音室を使い40㏈以下まで音を遮断する必要があるんです。逆に「うるさい!」と思われる㏈数は70以上だとも言われているみたいです。

後は防音室の性能と、防音室でどれだけの音が出るのかを予め予測しておけば、周りに影響のない良い防音室が出来上がります!事前に防音室の目的と音源量をしっかりと想定、確認しておきましょう!

 

防音室のメリットは?

・ピアノや音楽の練習ができる

・シアター室にして大音量で迫力ある映像が楽しめる

などの音の迷惑を気にする事なく、思う存分楽しめることが最大のメリットでもありますが、更に良いポイントがあります。

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それは・・・資産価値がさがりにくい!といった点です。

一般住宅との差別化にもなり、近隣住民への配慮ができるといった点で万が一売りに出す際には防音室があると無いとでは大きな差が出てくるとも言われています。初期費用がかさむといったデメリットはありますが、先々のことを考えれば長く役に立つ部屋と言えるのではないでしょうか?

【防音住宅はコロナの在宅ワークでも活躍できる!】
また、今のご時世リモートワーク率が増え、今後在宅での勤務需要も増加しています。リモートワークとなると部屋の中で日常会話よりも大きな声で話す場面も出てきますよね。戸建ての場合は近隣住宅へ迷惑がかかるといったことは少ないかもしれませんが、同居する家族に迷惑がかかる場合が多々あるようです。そう言った場合でも防音室はとても便利。家族や同居人へ遠慮することなくパーソナルスペースで集中して仕事や趣味を楽しむことができます。

 

防音室のデメリットは?

防音室は初期費用が高いというのは説明するまでもないと思います。実用性として注意すべき点としては、

防音室は暑い!ということを念頭に入れる必要があります。

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というのも防音室は遮音性能を高める為に気密性の高い素材を使い部屋を囲います。その為、通気性が通常よりも悪く、熱がこもりやすいので、空調設備の導入は必ず必要であると考えます。特に夏は熱気がこもりやすいので、防音室の空調設備へ配慮を怠ると機能性(遮音性)は高くても、使いにくい部屋となってしまうのです
また、場合によっては設置できる空調設備の種類も限られてしまう場合もあるので要注意です!

いかがでしたでしょうか?今回、ご説明したように、多くのメリット、デメリットがある防音室ですが、機能性だけではなく、使いやすさ、居住性を意識することがとても大切となってくるのです。

素敵な防音室を作るためには、建築のプロと一緒になって作り上げていくことで、大きな失敗を回避できることができます!

自宅に防音室を造って「このような事がしたい」とイメージがある方は岡本製作所にぜひともご相談ください

わたしたち岡本製作所はこれまで数多くのお客様と膝を突き合わせて、納得のいくお家作りを行なってきました

お客様が気づきにくい失敗例から、対策まで適切なアドバイスから、素敵なお家を作ること手間を惜しみません!

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ご相談は無料にて行っておりますので、ぜひ一度、お問い合わせいただければと思います^^

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