鉄骨建築に関するお役立ちコラム

倉庫にはいくつも種類があるって知ってた?倉庫業開業前に覚るポイント!

こんにちは✨

岡山で鉄骨住宅・倉庫・事務所の建築なら有限会社岡本製作所の岡本です!

 

「倉庫」とひとくくりに言っても、建設する倉庫の種類によって必要となってくる情報や条件が大きく変わってくるものです!

 

今回のブログでは「倉庫にはどんな種類があるのか」「倉庫の種類によって必要となってくる条件など」をわかりやすくご紹介していきますので、これから倉庫建築をお考えの方はご自身がイメージしている倉庫がどの種類に該当するのかを知ってもらい、事前準備の参考にしていただければと思いますっ!

 

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倉庫の種類はおおきく分けて2つ!

倉庫の種類は以下の2種類に大別されています。

営業用倉庫

②自家用倉庫 

 

倉庫業を始める場合はほとんどの場合が営利目的となりますので、①の営業用倉庫が該当すると思います。

自家用倉庫とは倉庫を借りている場合や所有者が自身の荷物を保管・管理する目的で使う倉庫のことを指します。
例えば企業活動で使う倉庫でも、倉庫自体が自社の商品や設備を保存するだけの役割であればこの①の自家用倉庫に該当します。

そして、①営業用倉庫にも法廷の施設設備基準によってさらに細かく分類されていくため、必要となっていく条件が変わってきます。

 

ここからはその細かな分類をご紹介していきますね!

 

細かく分類される営業用倉庫の種類とは?

営利目的の営業倉庫にはさらに3つに分類されます。

  • 普通倉庫
  • 冷蔵倉庫
  • 水面倉庫

 

 

《普通倉庫》

農業、鉱業(金属、原油、天然ガスなど)、製造業(食品、繊維、化学工業)といった幅広い産業の貨物に加えて、消費者の財産(家財や骨董品)の保管も該当するもっとも広く適応される倉庫の種類です。法律上の分類では1〜3類倉庫とも呼ばれ、総称して普通倉庫と呼ばれています。

 

普通倉庫内の種類は?

そしてなんとここから、また普通倉庫にも様々な種類があります(汗)

大切なポイントなのでぜひ参考にしてみてください^^

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普通倉庫の種類その1

<1〜3類倉庫>

 

設備や構造基準によって1類、2類、3類と3つのグレードに分類されています。

 

1類倉庫:最もハイグレードな倉庫となり、様々な貨物が保管できます。ですが、冷蔵倉庫、危険品倉庫での保管が義務付けられている貨物を保管することはできません。

 

2類倉庫:防火、耐火性が不要な倉庫です。そのため、1類倉庫に比べて保管可能な品物が制限されています。

 

3類倉庫:防火、耐火性能に加えて、防湿性能も不要です。そのため倉庫としての機能性が弱いため、燃えにくく、湿気に強い貨物の保管が可能となる倉庫です。

 

普通倉庫の種類その2

<野積(のづみ)倉庫>

 

野積倉庫とは法律上定められた4類物品を保管する倉庫です。

4類物品:鉱物、木材、自転車など、雨風の影響をうけないもの。塀や柵で囲まれた区画内に保管する方法で「のべ床面積が150平方メートル以上の場合は消化設備が設けられていること」などの条件に沿ったものが該当します。

 

<貯蔵槽倉庫>

貯蔵槽倉庫とは法律上定められた6類物品を保管する倉庫です。

6類物品:袋や容器に入っていない小麦、大麦、トウモロコシなバラになっている貨物や液状の貨物。建物の形状次第で周壁の側面強度に対しての基準(1平米:255キロ以上)などが存在しているため倉庫及び周壁強度についても考えておくことが大切です。

 

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普通倉庫の種類その3

<危険品倉庫>

危険品倉庫は危険物や高圧ガスを保管するための倉庫です。

施設設備の基準は非常に厳しく、防湿性・防火性・防水性能など、倉庫自体の耐久性が多く求められます。また、建物だけではなく周辺に塀・柵などでの防護義務や防犯設備を備える必要もあります。そして危険物品を管理する場合には「消防法」に適合した規格で適合する必要があります。

 

普通倉庫の種類その4

<その他トランクルーム>

トランクルームは個人の財産(主に家財、骨董品、書籍)などを保管するための倉庫です。先ほどまでにご紹介してきた普通倉庫他種類と比べて比較的基準は低くあります。

平成14年施行の倉庫業法によって、トランクルームの認定制度が設けられ、国土交通省が優良と認められたトランクルームは「認定トランクルーム」となり、信頼性が増します。

 

冷蔵倉庫

貨物を10度以下で保管する倉庫は全て冷蔵倉庫と呼ばれています。

一般的に10度以下は冷蔵倉庫として分類されていますが、冷蔵倉庫でもより低温の倉庫を冷凍倉庫と呼び、以下の基準で冷蔵保管と冷凍保管で区分けられています。

 

C級が(チルド)=冷蔵

F級が(フローズン、フリーズ)=冷凍

 

C3級:10度以下〜マイナス2度未満

C2級:マイナス2度以下〜マイナス10度未満

C1級:マイナス10度以下〜マイナス20度未満

F1級:マイナス20度以下〜マイナス30度未満

F2級:マイナス30度以下〜マイナス40度未満

F3級:マイナス40度以下〜マイナス50度未満

F4級:マイナス50度以下

 

営まれる倉庫が冷蔵倉庫の場合は、冷蔵・冷凍で注意すべき設備が変わってくるためしっかりと理解しておきましょう。

 

水面倉庫

最後にご紹介するのは水面倉庫です。水面倉庫とは第5類物品を、海や川などの水面で保管する倉庫のことを指し「水面貯木庫」と呼ばれることもあります。

第五類物品とは主に原木などの乾燥に弱い貨物を差し、水面で保管することで乾燥から貨物を守り、より良い状態で保管をする目的として定められた倉庫です。

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

ここまで倉庫業を始める前の予備知識として倉庫の種類についてご説明してまいりました。

ひとくちに倉庫といっても様々種類があるものです・・・!

 

そして倉庫の種類によって必要となる設備や建設条件は大きく異なってくるもの。

 

そうなった場合には専門家や、専門の建築業者へ相談し間違いのない倉庫業をはじめることをおすすめします!

 

もし・・・・一度、倉庫建築に実績のある業者と話をしてみたい。

相談に乗ってほしい、そんなお悩みのお客様がいらっしゃれば・・・!

 

ぜひ一度、岡山の岡本製作所にお気軽にご相談ください!

 

岡本製作所では岡山県での鉄骨建築を中心とした完全自社施工により、様々なお客様の倉庫建設に携わってきました。

実績豊富で様々な実例を元に最適な建設をご提案させていただきます。

 

まずは相談だけでも・・・見積だけでも・・・

という内容でも勿論構いませんっ^^

 

もちろん、ご相談、お見積りは無料なのでご安心ください
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また、強引な営業は一切行いませんのでご安心ください

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