こんにちは＾＾！
岡山で鉄骨製造から倉庫・事務所・工場の建築を行なっている有限会社岡本製作所の岡本です！！！
今回は、岡山で市街化調整区域に倉庫を建てたいとお考えの方に向けた内容になります＾＾
皆さんは一面に田畑や山が広がり家や店舗など建築物がない土地を見たことはありませんか？
都市から離れた平坦な土地ならトラックの騒音など気にする必要がないため倉庫を建築するのに好条件な土地に思われますが、
実はそのような土地は都道府県、市によって市街化調整区域に指定されているエリアである可能性があり、原則として建物を建てることは認められていません。
しかし、例外として一定業種の倉庫や、開発許可が下りればその他の倉庫を建てられるケースがあります！
今回は市街化調整区域での倉庫建築について詳しくご紹介していきます＾＾
目次
市街化調整区域とは？
そもそも市街化調整区域とはなんなのでしょうか？
日本の土地は、都市計画法によって「都市計画区域」「準都市計画区域」「都市計画区域外」の3つに分類されています。
その中の「都市計画区域外」がさらに「市街化区域」「市街化調整区域」に分かれています。
市街化調整区域とは、都市計画法によって分類されたエリアのひとつであり、自然環境を保つために市街化を抑制する区域のことを指します。
この市街化調整区域では、山や田んぼ、畑の土地を開発することなく自然を保つことを重視するため、原則として建物の建築や生活インフラの整備はできません！
しかし、市街化調整区域でも倉庫の建築が可能になるケースがあります！
では、ここからは市街化調整区域でも倉庫建築が可能になるケースをご説明していきます。
市街化調整区域に倉庫は建てられる？
原則として住宅、店舗、倉庫など建物の建築は認められていない市街化調整区域ですが、
例外として農業・林業・漁業に必要な倉庫・住宅などの施設は都道府県や市からの許可を得ずに建築することが可能です。
これは、農林漁業を行うために必要な倉庫などの施設も建築できないとなると農林漁業の衰退など様々な弊害が出てくるためです。
では、農林漁業以外の倉庫は建築することはできないのでしょうか？
結論から言うと許可が得られれば建築可能です！
市街化調整区域でも都道府県知事から都市計画法34条に基づく開発許可を得ることができれば倉庫などの建築が可能になります。
都市計画法34条で許可される開発行為の例として、
「農林漁業用または農林水産物の処理・貯蔵・加工用の建築物」
「中小企業の事業共同化または工場・店舗等の集団化に寄与する建築」
「地区計画または集落地区計画で定められた内容に適合する建築物」
などがあります。
ただし、都市計画法に加えて市町村の条例が設けられている場合もあるため、事前に役所などで確認することをおすすめします。
また、市街化調整区域でも高速道路のインターチェンジ付近や大きな道路の沿線などでは流通利便性が良いため、
地域の活性化を目的として自治体が特別に倉庫の建築など開発許可を出している可能性もあります。
このように、市街化調整区域でも開発許可が下りているエリアや、都道府県知事からの許可があれば倉庫を建築することは可能です！
では市街化調整区域で倉庫を建築するにはどのような流れで土地探しや申請など行えば良いのでしょうか？
次は、市街化調整区域での倉庫建築の流れをご紹介していきます＾＾
市街化調整区域での倉庫建築の流れ
＜市街化調整区域で倉庫建築が可能な土地探し＞
市街化調整区域で倉庫を建築するには、まずは土地の確保が必要です。
しかし、市街化調整区域で開発許可が下りるエリアは流動性が低いため、倉庫建築が可能な土地を自分で探し出すことはなかなか難しいです(-_-;)
事業用地に強い不動産会社へ希望を伝えて、探してもらうのが早くて手間もないためおススメです＾＾
＜倉庫建築の開発許可申請＞
土地が決まったら都道府県知事の開発許可を受ける必要がありますが、その前に自治体独自の条例を設けている場合もあるので事前に自治体へ相談・協議を行いましょう。
開発許可申請を行うため、都市計画法に基づく事業計画書や申請書など申請に必要な書類を揃えて都道府県知事へ開発許可の申請をします。
開発審査会による書類調査、現地調査、審議を経て無事開発許可が下りれば、倉庫の建築が可能になります。
以上が市街化調整区域での倉庫建築の流れです。
都道府県知事の開発許可が下りれば、市街化調整区域でも倉庫を建築することは可能ですが、それには厳しい基準をクリアしなければなりません。
もし、市街化調整区域に倉庫を建築したいとお考えであれば、まずはその土地の自治体窓口や事業用地に強い不動産会社へ相談することをおすすめします＾＾
最後に！！！
安心して倉庫建築を任せれる会社がない！と悩まれている方、まずはお気軽に岡本製作所へご相談ください〜＾＾！
岡本製作所は、鉄骨への深い知識を持った一級建築士が在籍しているうえ、「部材の加工に携わる鉄工部」と「建物の建築に携わる建築部」が連携したハイブリッドな建設会社です。
もちろん、先ほどお話した「土地の自治体窓口や事業用地に強い不動産会社」もご紹介可能となっていますので、まずはご相談ください＾〜＾
岡本製作所の一級建築士は部材の生産・加工から完成までの全工程に関わり「目的を叶える」倉庫建設を高品質に提供しています。
そして、一級建築士は全国に少なからずいても「鉄骨への深い知識を持った一級建築士」は滅多にいません。
これは岡本製作所が長年の鉄工生産経験を積み重ねて得たノウハウから培った、強みです。
おしゃれで使い勝手の良い倉庫を岡本製作所と共に創っていきませんか？
まずは相談だけでも、イメージはまだ固まりきっていないんだけど・・・という方でも構いません。
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