お知らせ

【基礎工事編①】狭小地×特殊建築のテナントビル工事進行中!

前回ご紹介した、岡山市中心部・平和町の狭小地での特殊建築物(特建)のテナントビルの工事続報です!
木造住宅を専門とする工務店様からのご依頼で、鉄骨建築や特殊建築物を得意とする当社がタッグを組んだプロジェクト進捗のお知らせです。

平和町のような都市部では、狭小地に加えて「隣接工事との干渉」も施工上の大きな要素です。今回の現場もその典型。両側が接近した環境下で、段取り・タイミング・安全管理すべてにおいて高い精度が求められる施工が続いています。


今回は、【基礎工事編①】として、現場の進捗をご紹介します。鋼管杭の打設の後の基礎掘削と基礎コンクリート流し込み前の準備を行いました。

基礎工事に向けて、工事が進んでいます!

狭小地ならではの工夫!「土留(どどめ)」の設置

まず行ったのは、鋼管杭の打設後の掘削作業。
この現場は敷地が非常に限られているため、お隣の基礎から土がくずれるのを防ぐため、狭小地の施工に熟達した職人により「土留(どどめ)」を打設していきます。

左側にビシッと整列した板が土留です。職人さんの技が光ります。
  • 隣接する建物の基礎と干渉しないよう、精密な作業が求められます。
    ここで事故が起きると、作業員の安全性はもちろん、隣地に影響を与えれば、補償・損害賠償の問題にもなります。都市部の狭小地では特にシビアですので、丁寧に行ってきます。

「捨てコン」打設と杭の切断

掘削完了後、地面を整えるための「ならしコンクリート(捨てコン)」を打設。
その後、打設された鋼管杭を所定の高さに切断し、次の工程へ進みます。

「捨て」コンとは呼ばれても、非常に重要な工程。丁寧に行います。

「すみだしコンクリート」とも呼ばれるこの工程。これこそが、基礎と杭をつなぐ肝となる作業です。

これは、基礎工事の“正確な位置決め”や“施工精度”を支える、見えないけれど非常に重要な工程です。
墨出しの基準となるこの工程が、建物全体の“軸の正確さ”を左右するといっても過言ではありません。

「杭頭補強筋」の取り付け

続いて行われたのが、杭の先端に「杭頭補強筋」を取り付ける作業です。


これは、杭の力を基礎全体にしっかり伝えるための大切な工程で、近年注目されている合理的な工法でもあります。

コンクリートで杭頭をキャップする方法もありますが、今回はコストや工期を考慮し、補強筋を溶接して固定する方式を採用。構造計算上の強度も十分にクリアした、安心とスピードを両立する工法です。

アンカーボルトの設置と次工程へ

現在、柱と基礎をつなぐ「アンカーボルト」の設置が完了し、いよいよ次は鉄筋の組み立てへ。

アンカーセット完了

主要な柱は全部で8本、建物を支える重要な構造部です。

コンクリートを流し込む準備が整ってきました。
基礎の鉄筋が組みあがりました!

続いて型枠工事を行い、コンクリートを打設する準備に入ります。
鉄筋を囲うように板で型枠を組み立て、いよいよコンクリートを流し込む準備が進行中です。


狭小地の鉄骨工事・特殊建築はお任せ下さい!

狭小地という制約の中で、いかに機能的かつ安全な建物を実現するか。
当社の得意とする鉄骨建築の技術、そして協力工務店様との連携が光る現場となっています。

また続報をお伝えできればと思いますので、ぜひ引き続きご覧ください!


狭小地での鉄骨建築をご検討中の工務店様・建築主様がいらっしゃいましたら、いつでもご相談ください!

岡本製作所は、これからも「街中の難しい現場・狭小地・特殊建築物」でも、しっかりと力を発揮していきます。

最後に…


岡山県で倉庫や工場、事務所などの鉄骨建設を検討されている方で「身近にそんな業者がいない😰」とお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ岡本制作所へご連絡ください。


岡本製作所は創業60年、鉄骨加工の深い知識と鉄骨建設までをワンストップでおこなえる自社施工鉄骨建設会社です💡



社内では鉄工部と建築部がひとつの組織となり、一級建築士や一級鉄骨製作管理技術者といった有識者が共同でお客様の理想とする倉庫建設のお手伝いをしております。


これまで岡山県内の大型倉庫や大型建造物など様々な鉄骨建設をお任せいただきました!

先ほどご紹介した狭小地や特殊建築物の施工など、

豊富な経験から培った技術と品質で「お客様の目的を叶える倉庫」を提案します。


まずは相談だけでも、という方でも構いません。


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