先日お伝えした、木造住宅専門の工務店様からご依頼をいただいた岡山市平和町での狭小地鉄骨建築プロジェクト。
今回は、「鉄骨建て方（組み立て）」の工程を中心に、進捗をご報告します！

岡山市中心部・平和町という人通りも車通りも多い繁華街にあるこの敷地。
隣のビルとも非常に近く、限られたスペースの中で安全かつ効率的に鉄骨を組み上げるには、段取り・配置・連携の精度がすべてです。

鉄骨のくみ上げには、

• ・クレーンの操縦士（オペレーター）
• ・現場を指揮する親方
• ・玉掛け（鉄骨の吊り下げ作業）担当

この3名が無線でつながり、三位一体で作業を進行します。
たとえば「右旋回で吊って」「次は3階柱を」といった指示も、声をかけるタイミングと安全確認が命綱です。

少しでも大きく鉄骨が振れてしまうと、お隣の建物を損壊しかねません。かといって、慎重に丁寧にやりすぎると、作業時間がどんどん経過してしまいます。

狭小地での施工ではこの3名のやりとりに加え、熟達したクレーン職人が作業を行うことで、工事の段取りをスムーズに進行させることができるのです。

通常の現場なら、鉄骨をある程度まとめて搬入し、仮置きしておくことも可能ですが、狭小地ではそれができません。

そこで岡本製作所では、

• ・必要な鉄骨を、組み立て順に合わせて綿密に分別・積み込み
• ・小型トラックで、必要なものだけを適切なタイミングで搬入

という、“無駄のない搬入計画”を徹底しています。

この方法により、トラックの往復回数や台数を最小限に抑え、コストと作業効率を両立。

「無駄な往復が増えるほど、コストも工期も膨らむ。だからこそ、1回1回を丁寧に計画することが鉄骨工事の要」

そんな意識が、岡本製作所の現場には根付いています。

プロジェクトでは、最上階にコンクリート屋根を設置するという施主様のご希望も。

• 建物全体の強度向上や真夏の室温上昇の抑制（断熱効果）といった効果が期待できる一方で、重量が大きいため、構造計算と施工精度が求められる仕様です。

岡本製作所では、重量を支える構造設計と鉄骨精度の両立を実現し、施主様のこだわりにしっかりと応えています。

• 現場に設置できるクレーンを選定も、オペレーターとの事前協議と安全計画も徹底しています。
• 人通りの多い繁華街での工事ですので、クレーンはなるべく敷地内で稼働し、道路使用は最小限に抑えられるように計画しています。

狭小地の鉄骨建築では、ただ作業するだけでなく、“どこにどう置くか” “いつ何を動かすか”の段取り力が鍵となります。

岡本製作所では、経験豊富な操縦士・スタッフと連携し、段取りを綿密に調整。
安全性と工程のスピードを両立しています。

狭小地や繁華街での工事は、予期せぬことや制約も多いのが実情です。
しかし岡本製作所では、安全・スピード・品質のすべてを追求し、工期の遅延なく適正に終えることを大切にしています。

「後期が伸びれば、最終的な負担はお施主様にかかってしまう。だからこそ、“予定通りに終える力”が私たちの品質です。」

そう語るのは、現場を指揮する岡本製作所の親方。
現場と施主の両方に寄り添い、プロとしての責任を果たす施工力。
これこそが、「岡本クオリティ」です。

狭小地・繁華街での建築に不安がある方、鉄骨工事が初めての工務店様も、
連携型の施工体制と提案力を持つ岡本製作所なら、一緒に理想の建築を実現できます。

「木造では難しいけれど、鉄骨でならできるかも」
そんな場面で、まずはお気軽にご相談ください。

岡山県で倉庫や工場、事務所などの鉄骨建設を検討されている方で「身近にそんな業者がいない😰」とお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ岡本制作所へご連絡ください。

岡本製作所は創業60年、鉄骨加工の深い知識と鉄骨建設までをワンストップでおこなえる自社施工鉄骨建設会社です💡

社内では鉄工部と建築部がひとつの組織となり、一級建築士や一級鉄骨製作管理技術者といった有識者が共同でお客様の理想とする倉庫建設のお手伝いをしております。

これまで岡山県内の大型倉庫や大型建造物など様々な鉄骨建設をお任せいただきました！

先ほどご紹介した狭小地や特殊建築物の施工など、

豊富な経験から培った技術と品質で「お客様の目的を叶える倉庫」を提案します。

まずは相談だけでも、という方でも構いません。

お気軽にお問合せください！