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【②鉄骨組み上げ編】稼働中のパン工場(飛騨)の増設工!

こんにちは。岡山で鉄骨建築を手がける岡本製作所です。

飛騨高山で進行中のパン工場増設工事。
前回は、豪雪地域に対応するトラス構造鉄骨の加工・検査の様子をお伝えしました。

今回はその続編として、各地から搬入された鉄骨を、現地で組み上げていく建方(たてかた)工事の様子をご紹介します。

なお本工事で岡本製作所が担当するのは鉄骨工事。外壁・屋根工事は別業者さんが担当されています。

稼働中の工場の真上で進む、鉄骨建方

稼動中のパン工場に、増設工事を行います。特殊設計した鉄骨トラス構造を組み上げていきます。

今回の現場は、すでにパンの製造が行われている工場の増設工事。
ここで製造されているパンは、多くのスーパーや量販店へ毎日出荷される主力商品。当然ながら、工場の稼働を止めることはできません。

工場は通常稼動される中、工事に関する搬入車両の動線、作業時間帯、資材の仮置きスペース…。定められた条件の中、鉄骨建方は進められています。

さらに飛騨高山は豪雪地域。天候や足元の状況にも配慮しながら、安全を最優先に工程を組み立てていきました。

長大なトラス梁を、現地で一本に

今回の建物の大きな特徴であるトラス構造。
梁材は非常に長いため、そのままでは搬入できず、分割した状態で現地へ搬入されています。

現場ではそれらを地上で組み立て(地組み)し、一本の梁として完成させた上で、クレーンにより所定の位置へと吊り上げていきます。

ぴったりと組み合わさったトラス構造の鉄骨
各工場から届いた鉄骨のパーツがくみ上げられていきます。

複数の工場で製作された部材ですが、事前の精度管理により、現場では問題なくぴたりと接合
加工段階での準備が、現場作業のスムーズさにつながっています。

計画通りを叶えるポイント

事前の精度管理によって現場での手直しをなくし、建方工程を予定通りに進行。後工程に影響を出さない施工を実現しています。

100tクレーンで25m先へ届ける建方

現場条件の制約から、クレーンは建物のすぐ近くに設置することができません。
そのため、約25m先まで鉄骨を届ける必要がある配置となりました。

使用したのは100トンクラスのラフタークレーン。


重量約3トンの柱材を、ブームの先端で安定して扱う繊細な作業です。

吊り荷がギリギリの条件では、バランスを誤れば危険につながります。
そこで経験豊富なオペレーターと建方職人が連携し、慎重かつ確実に建て込みを進めていきました。

大きな重機を扱う現場だからこそ、技術と段取りの差が安全性と精度を左右します。

くみ上げられたトラス梁が持ち上げられます
熟練した職人同士で連携し、組み立てていきます。

資材搬入も「段取り勝負」

今回の鉄骨は、複数エリアの協力工場から分納で搬入されています。
建てる順番に合わせて出荷し、現場に到着したらすぐ使える状態をつくる必要があります。

(左下)各地から運び込まれて来た鉄骨パーツ

しかし、稼働中の工場という条件下では、トラックの台数や時間帯にも制限がかかります。

遠方から運ばれてくる資材、予定通りにいかないこともしばしば。

「10台入れる予定が、今日は8台しか入れない」もしそんな現場状況になってしまった場合、工事計画がとたんに進まなくなってしまいます。

そんなことにならないために、現場と各工場、運送会社との間で高い頻度で細かく連絡を取り合いながら、しっかりと状況を確認、調整を行っています。

図面通りに進めるだけではなく、現場の状況に合わせて段取りを組み替えていく力が求められる工程です。

計画通りを叶えるポイント

現場条件に合わせて段取りを調整。関係各所へ密に連絡を取り合いながら、計画していた工事の流れを守ります。

安全対策もトラス構造ならでは

トラス梁は高さ(梁せい)が大きく、上部だけ固定すると下部が揺れやすい特徴があります。
揺れを防ぐため、梁をしっかりつけて建方を進めています。

また高所作業となるため、転落防止対策を徹底し、安全設備を整えた上で作業を実施。
スピードだけでなく、安全確保を最優先に工程を進めています。

豪雪地域に対応する「溶融亜鉛メッキ」

今回、外部に露出する鉄骨には溶融亜鉛メッキを採用しています。
鉄骨表面に亜鉛の被覆を施すことで、湿気や水分に強く、錆びにくい仕様となっています。

豪雪地帯では、雪解け水や吹きさらしの環境にさらされるため、防錆対策は特に重要です。
地域特性に合わせた仕様選定も、建物を長持ちさせるための大切な要素です。

飛騨地域は、やはり雪の対策が必要となります。

建方は大詰めへ

鉄骨の大部分は9月に建方を完了し、12月には足場解体まで進みました。
現在は足場解体後の最終調整を行い、いよいよ完成に向けて動いています。

足場があると届かなかった部分を、足場解体後に最終調整を行います。


最後に…


今回の工場建設は、稼働中の工場を止めず、豪雪地域という条件下で進む増設工事。
制約が多い現場で、段取りと技術の積み重ねで思い通り・計画通り・予算通りの工事を進めることができました!

岡山県はもちろん、岡山県外の方も倉庫や工場、事務所などの鉄骨建設・特殊建築物の建築を検討されている方で「身近にそんな業者がいない😰」とお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ岡本制作所へご連絡ください。


岡本製作所は創業60年で、一級建築士事務所でもあります。鉄骨加工の深い知識と鉄骨建設、特殊建築までをワンストップでおこなえる自社施工鉄骨建設会社です💡



社内では鉄工部と建築部がひとつの組織となり、一級建築士や一級鉄骨製作管理技術者といった有識者が共同でお客様の理想とする倉庫建設のお手伝いをしております。


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