こんにちは。岡山で鉄骨建築を手がける岡本製作所です。
岡山市北区での自動車整備工場(特殊建築物)の新築工事。岡本製作所では外壁・基礎・外装を担当しました。
今回は、建物の骨格をつくる鉄骨工事の様子をご紹介します。

鉄骨工事というと、柱や梁を組み上げる工程をイメージされる方も多いかもしれません。
しかし実際の現場ではその現場の広さや周囲の状況に合わせた搬入計画、安全管理、設備との取り合い、施工順序まで含めた総合的な段取り力や工程管理が求められます。
特に今回の現場は、自動車整備工場ならではのピット設備がある建物です。
一般的な倉庫や事務所とは異なり、設備計画まで見据えて鉄骨工事を進める必要があります。
岡本製作所では、こうした鉄骨建方ならではの条件にも対応しながら、思い通り・計画通り・予算通りの現場づくりを大切にしています。
自動車整備工場ならではの「ピット設備」がある現場
ピットとは、車両の下回り整備や点検を行うために床面を掘り下げて設ける設備のことです。一般住宅ではまず出てこない、自動車整備工場ならではの仕様といえます。
このピットは、あとから簡単に変更できるものではありません。使用するピット設備に合わせた設計を予めしておく必要があるためです。そのため、どの機械を導入するのか、必要寸法はどれくらいか、排水が必要な仕様かなどを早い段階で確認しておかなければなりません。
こうした事前確認を丁寧に行うことが、お客様の思い通りの整備工場を計画通り・予算通りに実現するの第一歩になります。

鉄骨工事は、建てる前の計画で品質が決まります。
鉄骨工事では、大型トラックで部材が搬入され、クレーンや重機を使いながら建方作業を進めていきます。
今回の現場は限られた敷地条件の中で進める必要があったため、部材を一度に大量搬入するのではなく、必要なものを必要な順番で、必要なタイミングに合わせて搬入する計画で進めました。

たとえば、午前中に1台目のトラック、午後に2台目のトラックというように、その日の作業進行に合わせて細かく調整します。
もし段取りなく搬入してしまえば、
- ・荷下ろし場所が足りない
- ・作業導線が塞がる
- ・職人さんの手が止まる
・工程全体が遅れる
といった問題につながります。
だからこそ、朝礼や打ち合わせで情報共有を密に行い、その日の作業内容や搬入時間まで細かく確認することが大切です。
こうした積み重ねが、現場をスムーズに進める計画通りにつながります。
今回は自社トラックも活用し、柔軟な搬入対応を行いました。
岡本製作所では現場状況に応じて、自社トラックを活用できる体制があります。
今回の現場では、その強みを活かし、搬入タイミングや部材順序に合わせた柔軟な対応を行いました。
毎回必ず自社トラックを使用できるわけではありませんが、今回のように現場条件や工程に合う場面では、自社対応できることが大きな強みになります。
外部任せだけでは難しい細かな時間調整や急な変更にも対応しやすく、限られたスペースの現場でも効率よく進めやすくなります。
こうした柔軟な対応力は、無駄な待機時間や手戻りを減らし、予算通りに進めることにもつながっています。




締付管理:見えない部分こそ、丁寧に

鉄骨工事では、建てて終わりではありません。組み上がった鉄骨を本締めし、所定の強度で固定していく工程も重要です。
ボルトの締付には順序やルールがあり、適切な手順で確実に進めることで、建物全体の安全性と精度につながります。

- 上記が本締めの様子です。
白い線が繋がっているものは本締め前。しっかりと本締めされたものは線がずれています。
当たり前のことですが、全てのボルトひとつひとつチェックを行い、確実に仕上げていきます。こうした基本を確実に積み重ねることは、安心できる建物づくりには欠かせません。
見えない品質まで丁寧に積み上げることも、岡本製作所のお客様の思い通りの建物実現につながっています。
自動車整備工場づくりに必要な排水計画
以下の写真が、自動車整備工場に必要なピットの設置個所です。
今回のピット設備は、排水を伴う仕様でした。自動車整備工場では、洗浄や整備作業に伴い、水や油を扱うケースもあります。
そのため、単に設備を設置するだけでなく、水をどこへ流すのか、どのように処理するのかまで考えて計画する必要があります。

こうした排水計画は、建物完成後に簡単にやり直せるものではありません。だからこそ、建物工事と並行して早い段階から検討し、現場へ反映していくことが重要です。
設備まで見据えて進めることで完成後に使いやすい工場となり、これもまた思い通りの建物づくりにつなげることができます。

コンクリートを流し込んだら、ピット設置個所の完成です。今回使用するピット設備にピタリとはまるように仕上がっています。
木造住宅とは違う、特建ならではの管理があります。
木造住宅では、一棟ごとの状況に合せて現場で調整しながら柔軟に進められる部分もあります。
一方で、鉄骨造の特殊建築物は、部材製作・搬入・建方・設備計画が連動して進むため、後からの変更が難しい特徴があります。
そのため、
- ・事前確認
- ・段取り調整
- ・搬入管理
- ・精度確認
- ・次工程との連携
こうした管理力が、工事全体の品質を左右します。
特建案件に挑戦したい工務店様にとって、経験あるパートナー会社と組むことは、大きな安心につながります。
特建案件をご検討なら、岡本製作所へご相談ください。
住宅市場が変化する中で、今後は工場・店舗・事務所などの特殊建築物にも取り組んでいきたいと考える工務店様は岡山でも増えています。
ただ、木造住宅とは進め方も求められる管理も異なるため、不安を感じることもあるかもしれません。
岡本製作所は、特殊建築物で培ってきた現場対応力と段取り力を活かし、思い通り・計画通り・予算通りに進められるパートナーを目指しています。
特建案件をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。

特建で悩む工務店さんや建築会社さんへ
現場の状況に合わせて、計画通り・思い通りに進めるための最適な進め方をご提案いたします。
まずは一度、現場の状況をお聞かせください。
岡本製作所は創業60年で、一級建築士事務所でもあります。鉄骨加工の深い知識と鉄骨建設、特殊建築までをワンストップでおこなえる自社施工鉄骨建設会社です💡


社内では鉄工部と建築部がひとつの組織となり、一級建築士や一級鉄骨製作管理技術者といった有識者が共同でお客様の理想とする鉄骨建設のお手伝いをしております。
これまで岡山県内の大型倉庫やビルなど様々な鉄骨建設(特殊建築物)をお任せいただきました!
先ほどご紹介した狭小地や特殊建築物の施工など、
豊富な経験から培った技術と品質で「お客様の目的を叶えるビルや工場、倉庫などの特殊建築物」を提案します。
まずは相談だけでも、という方でも構いません。
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